Press Release

IQVIAとDeNAが医療ビッグデータの利活用に関する協業検討を開始

9 29, 2022

IQVIAジャパン グループのIQVIAソリューションズ ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宇賀神 史彦、以下IQVIA)と株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:岡村 信悟、以下 DeNA)の子会社であるDeSCヘルスケア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 瀬川 翔、以下DeSCヘルスケア)は、両社が目指す健康寿命の延伸、及び医療の社会課題解決をより加速していくことを目的とし、蓄積された医療ビッグデータの利活用等での業務提携に向けて、協議を開始したことをお知らせします。

IQVIAは全国の健康保険組合が作成した500万人以上の匿名加工情報を保有し、またDeNAの子会社であるDeSCヘルスケアは利活用可能な保険者データベースが合計で累積1,100万人となっており、両社から提供できる匿名加工情報は1,600万人以上になります。各々の強みを活かす補完的な今回の業務提携によって高い網羅性を実現し、これに高度に専門化された知識やノウハウを駆使することによって、健康増進や医療の適正化への貢献を推進します。

IQVIA について

IQVIA (NYSE:IQV) は、先進的かつ高度な分析機能、変革をもたらすテクノロジー、および臨床試験サービスをライフサイエンス業界の皆さまへ提供する世界的なリーディング企業です。IQVIAは、自社に持つ分析力、革新的なテクノロジー、ビッグデータのリソース、そして広範な事業領域における専門知識により、ヘルスケアのあらゆる側面でインテリジェントな繋がり(intelligent connections)を創出します。私たちは、IQVIA Connected Intelligence™ により、強力なインサイトを迅速かつ変化に対応する機敏性をもってご提供することで、患者の皆さまの医療アウトカムを高める革新的な治療の臨床開発の加速化や、市販化の促進に取り組むお客様をご支援します。現在、私たちIQVIAはおよそ82,000人の従業員が世界100以上の国と地域で事業を展開しています。

IQVIA は、患者の皆さまの個人情報保護の分野においても世界をリードしており、個人情報を保護するために、プライバシー強化技術や安全対策に取り組んでいます。また、医療関係者の皆さまが疾患のパターンを特定してより優れたアウトカムを実現するために必要な、正確な治療方針や治療法と関連づけに資する規模の情報を、当社では生成・分析しています。IQVIAが持つインサイトや実務実行力は、治療・治癒の道を切り拓くバイオテクノロジー企業、医療機器メーカーおよび製薬企業、医学研究機関、政府機関、保険者やその他様々な医療関係者の皆さまによる、疾患や人間の行動、サイエンスの進歩に対するより一層の理解の深耕をご支援します。IQVIAの詳しい情報はこちら(www.iqvia.com) をご覧ください。日本向けのURLはこちら(www.iqvia.co.jp)

DeNAのヘルスケア事業

DeNAのヘルスケア事業では、ゲーム事業やスポーツ事業で培ったエンゲージメントサイエンスなどのノウハウを組み合わせて社会課題解決を目指し、ヘルスケアエンターテインメントアプリ「kencom」などの各種ヘルスケアサービスの開発・運営や、それらのサービスを通じて得たデータのうち二次利用許諾を得たヘルスビッグデータを活用した事業などを行っています。

「kencom」は、2015年のサービス開始以来、健康保険組合・健診医療機関・地方公共団体・生命保険会社など、合計約100団体、約480万人に提供しているヘルスケアエンターテインメントアプリです。

「kencom」を生活者に提供することにより得られたヘルスビッグデータを活用し、生活者データの実態把握・サービスによる介入の効果評価などの社会実装や、研究利活用によるエビデンス化を進めることで、それをさらにサービスに還元するようなサイクル構築を目指しています。

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